2012年01月31日

日本の隠れた魅力探究

 読売に「たま人」という連載があり、『日本復興の鍵 受け身力』を出版した呉善花オソンファ拓殖大学国際学部教授が紹介されていると教えてもらった。

 恥ずかしながら、呉教授のことは何も知らなかったが、「受け身力」という言葉にひかれ記事を読んでもらったところである。

 以前、「他喜力」を唱えている記事を読み、取り上げたことがあった。「他喜力」とは、「他人を喜ばすと、幸運が押し寄せる」というもので、自分の考えていたこと、「他人のために生きる」という精神と根底では通ずる名言だ。

 著者のことを知らなかったくらいだから、未だ読んでいないが、「受け身力」という言葉が気に入っている。

 東日本大震災が発生した昨年3月、報道で知った被災地の光景に心を痛める一方で、被災者の明るい振る舞いや穏やかな表情に誇りすら感じた。「外国では大声で嘆き、誰かのせいだとなじるものなのに」と。

 数多くの自然災害に見舞われる中で日本人に培われた「潔さ」や「思い切りの良さ」自然や神を恨まず、立ち上がってきた力強さ。こうした気持ちのありようを長年の日本研究から「受け身力」と呼んでいるそうな。

 さて、呉教授は、名前のとおり韓国・済州島生まれで、現在は帰化したとのことなので日本人である。若い頃、来日して、日本の文化や民族の優れた面を知り、日本贔屓になってしまい、反日教育で育った韓国を去り、日本に住むことにしたらしい。

 それだけに「今でも親日の言論は命がけ」だという。

 以前、朴泰赫パクテヒョク『醜い韓国人 我々は「日帝支配」を叫びすぎる』光文社を買い求めて読んだことがある。

 いまや、日本と韓国はいつ戦争してもおかしくない関係である。韓国が日本の領土竹島を実効支配しているのだから、日本にしっかりした政権ができればいつ戦争になってもおかしくない。

 語り継ぐ戦争、戦没者慰霊のための行脚だから、戦争を願うどころか反対の立場である。

 新大久保駅で酔って線路に転落した男を助けようと韓国人留学生が命を懸けてくれたことを書いたことがあるが、「冬ソナ」がブームになった時とこの事件のとき、まさに日韓が仲良くできるチャンスだったが、韓国政府の人間は賢くないからみすみす逃してしまった。

 竹島は国際司法裁判所で決着をつければいいだけなのに韓国政府が拒否している。戦後一貫して反日教育をしてきた韓国政府はどうかしている。

 『醜い韓国人』の著者や、呉教授は韓国では売国奴のごとく嫌われていることであろう。

 自分は韓国を併合したことを正当化するつもりはないし、日本人の一部が従軍慰安婦みたいな形で韓国女性を冒涜し、苦しめたことも否定しない。

 しかし、満蒙開拓団の女性が引揚げ途上ソ連兵の性的暴行を受け、生憎妊娠してしまい。、本土に上陸後二日市で中絶手術を受けたとき、水子の父親はソ連兵ばかりでなく朝鮮人も少なくなかったという証言がある。

 どこの国にも悪い奴がいるということ。それを未だに反日教育を続けて、若者たちを偏向した考えに導いてどうするというのだ。

 呉教授は「韓国出身の私が、日本の学生に文化を教えるのは不思議なこと」と感慨深げにインタヴューに応えたという。

 本来、日本人が自分たちで守り育てていかなければならい文化、その価値を韓国出身の日本人に教えてもらうということは日本の文化教育ができていないことだから、文科省は猛省し、教育を見直せと言いたい。

 日本にこだわるのは「世界が参考とすべき優れた文化、精神がある。日本人が気づいていない魅力を今後も探究したい」と呉教授語っている。
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