3月3日、奈良県桜井市で5歳男児の餓死事件が発覚した。男児は死亡時6.2キロしかなかったという。
当然、父親と母親は保護責任者遺棄致死容疑で奈良県警に逮捕された。
児童虐待のニュースが多い。一般的には、若くして結婚というか出産した女が子どもの父親と離別し、再婚。再婚相手が女の連れ子を虐待するというのが目立つ。
桜井市の男児餓死事件は報道によれば、男児の父親との夫婦関係が悪くなり、父親に似ている子どもを愛せなくなったというような母親の虐待理由が明かされた。
父親は男児の衰弱を意識しながら放置していたという。
人間というものはここまで残酷なことができるものなのだ。男児を餓死させた行為は見方を変えれば殺人だと言っても過言ではない。
問題はこのような児童虐待が親を捕まえて処罰してもなくならないことにある。
児童虐待はやる気になれば解決できない問題ではない。虐待する親から子供を解放し、児童養護施設で子育てすればいいのだ。
ために、虐待する親の身近にいる人間が、虐待の事実を役所に通報し、役所が子どもを児童養護施設に避難させる制度を確立すればいい。難しいことではない。
虐待している親は児童手当や児童扶養手当をもらっていれば、子どもを手放したがらないが、この場合は、児童虐待は犯罪であるから逮捕すればいいのである。
自分で自分の身を護れない子どもを本来護るべき立場にある親から虐待されている気の毒な立場の子どもである。この子らをを護ってやらないようでは社会は成立しない。
2010年03月06日
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