2026年08月29日

燃えたはずの文書米国に 極秘記録など2400点確認

 戦後81年の戦争特集「伝承 上」8月11日の読売が伝えてくれたのは戦地で部隊が焼却処分したはずの極秘記録や兵士配置 2400点を防衛省防衛研究所主任研究官松原治吉郎さん(49)らが米国の国立公文書館と戦争関連史料の所蔵で知られるスタンフォード大フーバー研究所で確認したというものだった。

 米軍は、日本側の文書を組織的に収集し、専門機関に翻訳させて作戦に生かしていた。日本は情報戦でも後れを取り、負けるべくして負けたのである。

 この日の特別面では、米軍が収集した日本軍の資料や兵士の日記というタイトルに「作戦 米に筒抜け」「焼却処分の規則 守られず」という見出しで、米軍は手に入れた日本軍の兵士の日記を翻訳させ、作戦に活用していたことを伝えてくれた。

 防衛省防衛研究所では膨大な所蔵史料を人工知能(AI)を用いてテキストデータ化する事業を2025年度に始めた。米国で見つかった日本軍に関する史料も、将来的にテキストデータとなる方向だ。


 情報戦で日本が後れを取ったことは日本の暗号電文などがことごとく見破られていたことで明らかになっている。
 史料の保存に関しても、森友事件で財務省内で公文書の改竄が行われていたことから、公文書に関する信頼性も揺らいでいる一方、米国の国立公文書館やロシアの国立公文書館の史料の保存がかなりきちんとされていることに驚かされた。
 シベリア抑留者のことを調べるにロシアの公文書館が役立っていることを耳にしたことがある。
 焼却処分の規則が守られなかったから、日本軍の史料が米国に渡ったということらしいが、焼却しなければ、後の世になって、研究者がその史料を使って調べることができることを考えると、あながち、批判できないのではないか。
 情報戦だから、敵に渡しても構わないというわけではないにしてもだ。

 史料が大事だとは思っていたが、勝敗を決することに影響する場合もありそうだということで、大いに学習させてもらった。 
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/191786335
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック