2026年08月26日

凄惨な前線 薬物浸食 ロシアの侵略4年半のウクライナ

 ロシアによるウクライナ侵略は4年半に及び、前線の兵士たちは心身の疲弊を回復できないまま戦い続けている。戦場での 凄惨せいさん な体験や極度の緊張状態を乗り越えるため、薬物に手を出す兵士は少なくない。軍内部で広がる薬物乱用の実態を、兵士たちが証言した。と8月22日の読売(倉茂由美子記者)が伝えている。

 「2年間、一度も休暇がなく、敵と対峙し、仲間が撃ち抜かれ、犬に食われる遺体を見続けていたら、薬を手にしない人はいるのか」と証言するのは、キーウ郊外にある薬物依存からの回復を支援するリハビリ施設における41歳のウクライナ軍兵士だ。最初に薬に手を染めたのは「初めて人を殺した後」。兵士になる前は工場で働く労働者だった。

 戦いはいつか終わりがやってくるとして、薬物中毒患者の戦いには終わりがない。
 軍所属の臨床心理士イーホル・アルフォロフは、「民間人の寄せ集めで長期間戦い続けていることにある」と薬物依存に多くの兵士が陥った要因を指摘している。
 兵士は交代できないまま疲弊し、戦いがいつまで続くのか見通せない不安が薬物の使用につながっているというのだ。
 2014年の東部紛争では、当時戦いに加わった兵士の大半は志願兵で、戦う意志も強固だった。しかし、2022年のロシアの侵略以降は動員された兵士が多い。戦う意欲が低い者を前線に送りこんでいるのに軍は何のサポートもなかった。
 「薬物問題の真の全体像は戦争が終わり、トラウマを負った兵士らの帰還で見えてくる」と深刻さを増すのはこれからだと警鐘を鳴らす。


 団塊の世代の一員である自分の学生時代、ベトナム戦争中で、大麻や覚せい剤、LSDなどの中毒になったベトナム帰還兵の話が伝えられていた。
 ベトナム戦争を描いた『ディア・ハンター』で兵士がロシアンルーレットをさせられるシーンを観たとき、戦争の怖さ、捕虜の大変さを知った。
 薬物中毒に陥る兵士には同情する。
 悪いのは戦争を始めた独裁者であり、これから戦争をやろうとしている高市首相である。

 薬物中毒になるにはそれなりの理由がある。
 戦地に行かない政治家、軍幹部など安全地帯にいて、好き勝手なことができる立場にあれば薬物に頼る必然性がないが、兵士など市民であれば、殺し合いで頭がおかしくなってしまうことだってあるだろう。

 自衛隊と米軍が戦ってくれるなどと愚かにも思い込んでいる若者がいるが、戦争になったら、戦地に送られるの自分たち若者であることを自覚しなければダメだ。
 米軍が日本のために戦うはずがない。
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