2025年11月17日

未解決事件 証拠や情報を再度精査せよ

 1999年11月、名古屋のアパートで主婦が殺害された事件で、同じ市内に住む容疑者が愛知県警に逮捕された。事件発生から26年のことだった。

 この事件を実例に11月12日の読売が社説で、これまで関係者5000人以上から事情聴取を重ねた。容疑者も対象者の一人だったとされている。
 事件が動いたのは、2024年、捜査資料を再検討し、再度聴取が必要と思われる数百人を改めて抽出したことがきっかけだった。
 ということで、社説氏は、未解決事件を解決するため、証拠や情報を再度精査せよと訴えている。


 NHKがその名も「未解決事件」を放送しようとしていた時、名古屋の主婦殺しの未解決事件が動き、26年経って容疑者が逮捕されたため、番組ではテロップで断りをして放送したが、その時は、大分県は別府の自動車を使った殺人事件の凶悪犯が逃亡し、行方が分からなくなっていることも伝えていたので、別府の殺人事件の方を重点に書いたばかりである。

 直近の未解決事件の放送では、匿名流動型犯罪所謂トクリュウの国際版を取り上げていたので興味深く視聴したが、注文を付けるなら、世田谷一家殺害事件、柴又女子大生殺人放火事件は当然放送予定に入っているか過去に放送されているとして、1979(昭和54)年5月に起きた長岡京わらび採り殺人事件がまだ放送していなかったら是非、取り上げてほしい。
 主婦2人が性的暴行をされ、殺害された極めて残忍な殺人事件である。2010年の刑事訴訟法改正で公訴時効が撤廃されたが、事件は当時の刑事訴訟法の公訴時効のルールで結果的に時効は成立したとはいえ、裁判所が被害者が一人だけだと死刑を回避するが、被害者が二人になれば、死刑判決にためらいがなくなるほどの凶悪事件だから、このままでは、被害者と遺族は泣き寝入りとなってしまう。

 あれから46年経ってしまったが、これほどの凶悪事件を起こすような犯人を野放しにしてよかろうはずがない。

 愛知の警察にはできて、京都の警察にできないはずがない。

 公訴時効とは検察が起訴して、容疑者が裁判で被告になることではあるが、公訴時効になったからと言って、犯人を特定しないわけにはいかない

 刑事ドラマの『相棒』の杉下右京は、真実の追求に手加減はしない。
 「名張の毒ぶどう酒事件」では冤罪であると、再審請求を繰り返した奥西勝さんであるが、仮に冤罪だとすれば、犯人は身近にいることになる。

 警察は犯人を捕まえるという大事な仕事があるが、もっと大事なのは事件の真実を明らかにすることだと指摘しておく。

 真実を追求することを第一に考えるなら、冤罪も防げるし、未解決事件所謂お宮さんも防げるのではないか。
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