都教育委員会と都私学部は29日、2024年度の「児童生徒の問題行動・不登校調査」の都内分を公表した。公立の小中高校で確認された児童生徒の暴力行為は3955件(前年度比623件増)、いじめは7万7479件(同7727件増)に上り、ともに現在の調査方法(暴力は07年度、いじめは13年度以降)で最多だった。と10月30日の読売(柏木万里記者)が伝えている。
話し合いで思いが伝わらず手を出すケースが目立つといい、都教委は「意思疎通の不得意な子、気持ちを抑えられない子が、コロナ禍を経て増加傾向にあるのも一因」と分析する。
私立483校でも605件(254件増)で1・7倍に急増した。
病気や経済的な理由以外で30日以上登校しなかった不登校は、公立校で計3万6724人(335人減)。中学での減少が全体を減少に転じさせた。理由はいずれも「学校生活にやる気が出ない」が最多だった。
中学での減少は12年ぶり。都教委は、近年取り組む〈1〉不登校専門の対応教員による各校巡回〈2〉「別室登校」ができる児童生徒への支援強化――が奏功したとみる。一方で不登校の生徒の割合は7・68%と高止まりし、復帰率は25・2%で2・7ポイント下がった。
私立では、高校での減少が大きく、全体は4139人(93人減)だった。
学校での暴力、いじめと不登校は、自分にとってもごく身近な問題となっている。
家族が中学2年生の時、詳しいことは不明ながら、いじめに遭うという経験をしているから他人事ではない。
親としては、中学は義務教育だから卒業させないということはなかろうと判断し、いじめで自殺でもされたら困るので、即座に、学校には行くなと指示した。
ただし、このまま勉強しないと大人になって困るから、迎えに行くことを約束し、塾にだけは通うように指示した。
学校の授業料と塾の費用で2人分の教育費くらいはかかっただろうが、無事卒業はさせてもらった。
甥の子どもが学校でのいじめで不登校になったことを耳にしたが、親が口出し無用という姿勢だというから、余計なことは言っていないが、病院に行った云々だというから、心を病んでしまった可能性があるみたいだった。
ところが、不登校はそれほど簡単な問題ではないことを教えられるできごとがあった。
まず、高校受験では内申書(中身は見ていない)が佳かろうはずがなく、受験した学校がすべて不合格だった。
どうしたものかという時、内申書なし、実力試験のみという学校を見つけ、受験したら合格したが、入学式の時、駅で行方不明となってしまい、学校にあいさつに行くことになってしまう。
高校入学後、心の病は癒えず所謂保健室通い状態でカウンセラーの先生にお世話になりつつ、不登校の子どもたちを受け入れている学校に転校することに結果的になった。
相変わらず、勉強は塾で続けていたから、授業料と塾の費用と2人分程度の教育費がかかった。
その学校では大学を受験する子どもはほとんどいなかったが、田植えや稲刈りがあったりと精神の安定には役立ったみたいだった。塾で勉強していたので、受験したところ、志望校に何とか合格したというのが顛末である。
身内の恥だなどと言う気持ちは全くないので、明らかにしてきたことであるが、こうして振り返ってみると、よくがんばったと褒めてやりたいと思っている。
いじめによる不登校の一つの乗り越え策として、参考になればいいが、結構カネがかかっているので、経済的なことがネックとなりそうな解決策ではある。
それでも、塾の先生、カウンセリングの先生など応援してくれた皆さんのおかげと頑張ったご褒美なのか、家庭を持って普通に暮らしていることはつくづくありがたいことだ。
2025年11月04日
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