2024年12月29日

東京DMAT創設20年 救急医ら災害派遣

 東京都の災害派遣医療チーム「東京DMAT」が2024年、創設20年を迎えた。
 災害現場に駆け付け医療活動を行う救急医の専門チームとして全国で初めて組織され、東日本大震災や秋葉原無差別殺傷事件にも出動。
 DMATは国と31道府県でも結成され、各地で傷ついた人たちを救っている。と12月25日の読売(岡本立記者)が夕刊で伝えている。

 東京DMATが誕生するきっかけは、1995年の阪神大震災だった。病院が被災し、けが人が特定の病院に押し寄せたため、人手が不足し、医療活動が困難になった。通常の救急医療を提供できていれば命を救えた人が500人いたとされる。
 ために、東京都では2004年8月、全国に先駆け東京DMATを創設。当初の隊員は、都内7病院の医師、看護師ら計87人だった。隊員は4月現在、都内27病院の計1136人と創設時の13倍に増強されている。
 ただし、2024年4月に始まった「医師の働き方改革」は、東京DMATの活動に影響を及ぼしている。


 40代早々、3か月入院して炎症性腸疾患クローン病だと診断され、爾来、通院、服薬という生活が続いている。この間、医師には言葉にならないほどお世話になっているので、感謝の言葉しかない。
 その後も、腸閉塞や尿路感染症の悪化による腎盂腎炎で3回も入院しているので、医師だけでなく、医療関係のスタッフ、院内の清掃の係までお世話になっていることも忘れたことはない。

 その医師がコロナ禍でどれほど多くの人命を救ってくれたことか、考えただけでも頭が下がる。
 特に、震災などにおける救急医療チームほど心強いものはないし、有り難い存在であることに敬意を表している。

 年の瀬になって、年末年始の休みということで、医療機関も休みが続く。こうなると、万が一、具合が悪くなったら、休日診療が頼りになる。
 休日にお世話してくれる医師には手を合わせたくなってしまう。
 正月に咳が酷くなって、お世話になったことがあるから実感している。
 医療機関が休みで、行き場がない患者にとって、休日診療してもらえるとどんなに助かることか。

 事件現場や震災など災害の現場では、消防、警察、自衛隊そして,DMATなどの医療チームが活躍してくれている。
 医師の使命感たるや、見上げたものでこの人たちのお陰で市民の生活は成り立っているのだと痛感させられる。
 議員など国から地方までいなくてもどうってことはないし、有難みなど全く感じないが、医師を筆頭に医療スタッフがいない生活は考えられない。
 感謝あるのみである。
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