2024年12月26日

PFAS水質基準に

 環境省は24日、発がん性が指摘される化学物質「 PFAS」の一部について、水道事業者に水道水の検査・改善を義務付ける水道法上の「水質基準」の対象とする方針を固めた。PFASは全国各地で検出が相次ぎ、同日に開催された専門家会議から「安全管理を強化する必要がある」との意見を受け、判断した。と12月24日の読売が夕刊で伝えている。

 PFASは水や油をはじく加工や、泡消火剤の材料などに使われてきた。国内での製造・輸入はすでに禁じられたが、分解されにくい性質から、土壌中などに残留しているとみられる。

 国は2020年、体重50キロ・グラムの人が、毎日2リットルの水を飲んでも健康に影響がない濃度として、PFASの一種「 PFOA 」と「 PFOS 」の合計で1リットルあたり50ナノ・グラムとする「暫定目標値」を定めた。水質管理について留意する必要はあるものの、検査などは義務づけられていなかった。

 しかし、各地の水道水や河川、井戸水から検出が相次ぎ、国は今年、水質基準への引き上げの議論を開始。水道水からの検出状況について初の全国調査を実施し、20〜23年度に14事業者で暫定目標値を超える濃度が検出されていたことが明らかになった。今年度は9月末時点でゼロだったが、残留するPFASが水源を汚染するリスクはあるため、国は水質基準に引き上げ、管理を強化する必要があると判断した。

 水質基準の対象となると、自治体など水道事業者は、水道水中の濃度を調査し、基準を超過した場合は給水を止めたり、水質を改善したりする義務が生じる。環境省は来春をめどに、具体的な計画をとりまとめる。


 TVでジャパネットたかたが水を売っている。性が指摘される化学物質「 PFAS」の一部について、水道事業者に水道水の検査・改善を義務付ける水道法上の「水質基準」の対象とする方針を固めた。PFASは全国各地で検出が相次ぎ、同日に開催された専門家会議から「安全管理を強化する必要がある」との意見を受け、判断した。と12月24日の読売が夕刊で伝えている。

 PFASは水や油をはじく加工や、泡消火剤の材料などに使われてきた。国内での製造・輸入はすでに禁じられたが、分解されにくい性質から、土壌中などに残留しているとみられる。

 国は2020年、体重50キロ・グラムの人が、毎日2リットルの水を飲んでも健康に影響がない濃度として、PFASの一種「 PFOA 」と「 PFOS 」の合計で1リットルあたり50ナノ・グラムとする「暫定目標値」を定めた。水質管理について留意する必要はあるものの、検査などは義務づけられていなかった。

 しかし、各地の水道水や河川、井戸水から検出が相次ぎ、国は今年、水質基準への引き上げの議論を開始。水道水からの検出状況について初の全国調査を実施し、20〜23年度に14事業者で暫定目標値を超える濃度が検出されていたことが明らかになった。今年度は9月末時点でゼロだったが、残留するPFASが水源を汚染するリスクはあるため、国は水質基準に引き上げ、管理を強化する必要があると判断した。

 水質基準の対象となると、自治体など水道事業者は、水道水中の濃度を調査し、基準を超過した場合は給水を止めたり、水質を改善したりする義務が生じる。環境省は来春をめどに、具体的な計画をとりまとめる。


 TVでジャパネットたかたが浄水装置というか水を売っている。
 街を行く車で水を売っている車も見かける。
 わが家では近くのスーパーで買い求めた箱詰めのペットボトルを医師から処方された栄養剤を飲むときだけ使っている。
 水道水が悪いということではなく、なんとなく、天然水の方がいいかもしれないと信じて飲んでいる。
 近くにある3階建て鉄骨のアパートには給水タンクがあって、ここを経由するから、水道水よりおいしくないだろうと余計なお世話だが勝手に思っている。
 わが家には井戸があるが、災害時のことを考えて電気のポンプを手押しに替えたのだが、井戸浚いをしてもらえなかったので、少しばかり濁っているし、塩素を投入していないので、飲料には不適だ。

 さて、水道水のPFAS汚染の問題は深刻である。
 汚染水を飲んでよかろうはずがないから、水質基準の対象にし、自治体などが検査をすることになったと言っても過言ではない。
 基準を超えたら、給水停止して水質をかいぜんしなければならないわけだ。

 水俣病、イタイイタイ病共に海や川の水が工場排水で汚染され、そこから、魚を経由して人間の体に有機水銀やカドミウムが取り込まれた。

 過去の出来事を教訓にしなければならない。
posted by 遥か at 18:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 環境問題・公害問題
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