2024年11月21日

同じ医師が繰り返す手術ミス 問われる医師の資質

 NHKクローズアップ現代「“リピーター医師”の衝撃 病院で一体何が?」医療事故が8件も 病院で何が 赤穂市民病院を視聴し、手術ミスで死ぬまで苦しみを背負わされた被害者、患者が気の毒でならない。

 「同じ医師が医療事故を繰り返す「リピーター医師」の問題が、いま各地で明らかになっている。取材班は4年前、手術中に脊髄の神経を切られ、歩けなくなる重い障害を負った女性のケースを取材。
 執刀医は8件の医療事故に関わっていたとされていた。こうした事故が繰り返される背景に、構造的な問題があるという声も上がっている。
 医療への信頼を揺るがしかねない実態とは?患者が安心して医療を受けるために何が必要なのか?」と㏋にある。


 脊髄の神経を切られ、歩けなくなる重い障害を負った女性のために、ふだんは書かない病院名をあえて書く。
 問題の医師が勤務していたのは赤穂市民病院で、あの公益通報した部下を自殺に追い込んだパワハラ体質で県議会で不信任されて失職、それでも、事件の重みを考えない人たちに支持され、再選を果たしたあの知事の兵庫の自治体の病院だ。

 赤穂といえば、赤穂浪士、忠臣蔵で知られているが、現実は田舎で医師を募集しても来てくれる人がいないとのことで、医療ミスを繰り返した手術不適な医師でも雇用するしかなかったらしい。

 採用にあたって、過去の勤務先を調査することなど全くせず、過去にも医療ミスを起こしていたはずだが、手術不適の医師だとはわからなかったにしても、採用後、8か月で8回の医療ミス、手術ミスがあったというのだから、もっと早く、手術をさせないようにすべきだった。

 40代早々、尻の激痛で肛門科を受診し、痔瘻だと診断され手術を受けたが、手術が失敗だったということで、さらに2回、都合3回手術をした結果、あそこの部分が傷ついてしまった自分としては、医師の手術ミスが他人事であるわけがない。
 
 自分の親族が医師で、その医師によれば、当時、炎症性腸疾患クローン病だとの診たてで、その後、親族の尽力で入院し、病名はクローン病だと診断された。

 クローン病で小腸が数か所狭隘になっているため、すぐに腸閉塞になることから、手術を考えたが、手術はやってみないとうまくいくかわからないので、結局手術せず、その後、腸閉塞で2回入院している。

 歌舞伎俳優の中村勘三郎さんだって、手術する前、ゴルフをしていたというくらい元気だった由。ところが手術したら、亡くなったというではないか。

 問題は、手術ミスを繰り返す医師は手術不適だから、手術させないようにすることで、医療ミスをなくすようにすることだ。

 TVドラマの「ドクターコトー」や失敗しないフリーランスの「ドクターx」のような優れた技術を持った医師は多くないということ。

 それでも、最後の頼みは医師だから、医師の先生には頑張って!とエールをおくりたい。
posted by 遥か at 09:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療
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