2024年10月19日

女性支援団体 やまぬ妨害 シェルター閉鎖、保護件数減も

 困難を抱える女性の支援団体に対する嫌がらせ行為が後を絶たない。インターネットでの中傷が原因で、活動の縮小を余儀なくされた団体もある。と10月16日の読売が夕刊で伝えている。

 東京地裁は7月、性暴力に遭った若年女性らを支援する一般社団法人「Colabo(コラボ)の名誉を棄損したとして、男性に220万円の賠償を命じる判決を言い渡した。
 判決などによると、男性は動画投稿サイトなどにコラボの活動報告書の写真を転載し、「生活保護ビジネス」などと投稿。ユーチューバーらが押しかけ、女性を保護するシェルターの場所をネット上で公表したため、半数超を閉鎖に追い込まれた。
 少女の居場所作りを行うNPO法人「BONDプロジェクト」でも、非公表のシェルターの場所をSNSなどで拡散されて3か所のうち2か所を閉鎖。面談や少女の保護件数が半減した。
 性被害相談などに乗るNPO法人「ぱっぷす」も事務所に押しかけられるなどされ、拠点を移すことを余儀なくされた。
 これらの団体は、22年以降に嫌がらせが始まったり、ヒートアップしたという。


 人身売買に目覚めたのは多田さよ子『小菊の悲願』(聖燈社)を買い求めて読んでからである。同時に管理売春に反対する立場に立つようになった。
 実践として、深津文雄さんの婦人保護施設「かにた村」のサポート会員となり、支援活動を始め、かにたがウガンダへの支援を始める頃まで続いた。
 
 犯罪被害者支援を訴える立場から性暴力に反対する今は、東京・強姦救援センターのサポート会員になっている。
 明確に公言できるのは連れ合いを筆頭に、母親、姉、職場の同僚、連れ合いの箏の仲間、看護師など医療関係者など多くの女性に大変お世話になってきたことから、自分は女性の味方である。

 生きるときの理想として、困っている女性を虐待したり、いじめたりするような男は卑怯者だとして、卑怯者にはなりたくないと願ってきた。
 女性と一括りにすることができないのは、差別発言を繰り返した女性議員。合祀されているA級戦犯を祀る神社にお参りし、あたかも戦争を肯定するかのように見受けられる女性議員など嫌悪感のある人もまたたくさんいるからだ。

 シェルターとは爆弾から身を護る場所や施設のことであるから、その場所を公表して、爆弾やストーカーに狙われるようにする男は卑怯者だと断定できる。

 女性が困難を抱える女性に手を指し述べることを邪魔するのはやめるべきだ。福祉の生活保護を利用して何が悪いのか。
 女性を困らせ、シェルターに避難するようにさせたのは悪い男が原因ではないか。

 女性があっての男性ではないか。
 母親に産んでもらったところから、人生が始まったのだから、女性にもっと感謝すべきである。
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