2023年ノーベル平和賞を受賞したイランのジャーナリストで、女性人権活動家ナルゲス・モハンマディ氏(52)は、「神権体制や権威主義の政府による女性への抑圧と差別」が続いているとして、執筆した手記を獄中から読売に寄稿し、性別に基づく差別「ジェンダー・アパルトヘイト」を犯罪とするよう国連や国際社会に求め、行動を呼び掛けた。日本など先進国には影響力の行使を訴えた。と9月14日の読売が1面トップで伝えている。
16日は、イランで女性に義務付けられた頭部を覆うスカーフの不適切な着用を理由に、警察に拘束されたマフサ・アミニさん=当時(22)=が死亡してから2年の節目。モハンマディ氏は、収監先の首都テヘランの刑務所で記した14日付の声明で、「国際機関や世界中の人々の積極的な行動」を要請。「抑圧や差別から女性を解放することが、平和や民主主義を推進するために欠かせない」と訴えた。
反国家プロパガンダ罪などで、累計30年以上の禁錮刑や154回のむち打ち刑を科された。一飛保釈され、心臓手術を受けてから2か月足らずの2022年4月、刑務所に戻され、獄中生活を送っているモハマンディさん。
イスラム教のことを批判すると殺し屋が日本にやってきて殺されてしまう。
だから、批判はできないが、自由のために発信してきた手前、自由を求めている女性には何とか手助けしたくなってしまう。
イスラム原理主義だとされているタリバンが支配しているアフガンで医師で在りながら、灌漑用水を敷設し、食料が自給できるようにした現代の英雄であるボランティアの中村哲先生が殺害されてしまった。
恩を仇で返されてから、イスラムの人たちとは相いれないことが分かったので、批判はしないが、支援したいとも思わなくなった。
マフサ・アミ二さんが警察によって殺害されてから2年が経ち、中東ではイスラエルとパレスチナガザ地区のイスラム武装集団ハマスの戦争が続いている。
人は親を選べず、生まれた時代も、生まれた国もまた選べない。
これほど重要なことを自ら決めることができない以上、神の加護というものがあってもいいのではないかと考えるが、神の加護なんてあった例がない。
かく言う自分の出自には感謝しているが、生まれた国は自分の生年の数年前は戦争をしていたから、生まれた時代は戦後でよかったとこちらも感謝するばかりである。
北朝鮮に生まれた人、イランに生まれた女性、アフガンに生まれた女性、生まれながらにして、自由を奪われ、抑圧されて生きるよりなく、北朝鮮に至っては、国から出ることもできない籠の鳥、女郎屋に売られた女性と全く変わらない。
民主主義が誰が何と言っても一番なのは、言論や表現の自由があり、性別や人種、肌の色などで差別されないことだが、その差別にはついては米国でさえ、厳然と今も存在していることは極めて残念なことだ。
女性は自分の母親、姉、今一番大事な連れ合いとこの人たちがいなかったら、自分の存在なんて考えられない。
自分は連れ合いのことを、「かみさん」と呼んでいるが、かみさんは、自分にとって、神さんでもあるから、大事さは自分の命と同じである。
イスラムのことを批判出来ないが、物申す勇気には敬意を表し、エールをおくりたい。
2024年09月21日
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