再生可能エネルギーの導入が遅れている。太陽光・風力共に立地に課題を抱える。と8月31日の読売が解説の紙面(倉貫浩一編集委員)で「遅れる再生エネ導入というタイトルで伝えている。
世界的な脱炭素社会の流れが強まる中で、企業に対して製品の製造から物流まで脱炭素を求める動きはさらに加速していく。
日本が再生エネを主力電源として活用するためには、普及を妨げている課題を丁寧に解決していくしかない。
9月3日の読売が1面トップで耐用年数が過ぎた太陽光パネルの大量廃棄に備え再利用へリサイクルすることを政府が義務化する方針を固めたと伝えている。
早稲田大学創造理工学部の田辺新一教授に太陽光発電普及の課題を聞いている。
「住宅の屋根への太陽光発電の設置については評価している。新築戸建て住宅の60%に設備を置くという目標に対して、実績は31%にとどまっているが、がんばっているといえる。
民間の事業者や国民が太陽光発電への興味、将来性を感じていることがわかる。
今後は洋上風力、特に浮体式の洋上風力、薄くて軽く、曲げられるペロブスカイト太陽電池への期待が高まっている」とのこと。
太陽光発電のパネルを10年前に設置しようと概算の見積もりを取ったとき、約300万円くらいとのことだった。
その時、風呂の追い炊き釜が壊れているところに東ガスが来て、エネファームの売り込みにやってきた。
ガスを使うことで、発電ができるというので、見積もりを出してもらうと、ざっと100万円くらいだが、補助金が出るということで、設置してもらった。
10年経って、耐用年数が過ぎたとのことで、新品と交換してもらったのだが、ざっと120万円くらいだった。
いくら発電すると言っても、太陽光のような再生可能な自然エネルギーではないので、もっとよく考えて太陽光にすればよかったかなと思わないでもない。
気休めかもしれないが、発電ということで、まあいいか。ということになっている。
T00万円が何とかなったのだから、仮に300万円も何とかなるかと思ったが、無理だったのだ。
ご近所で屋根の上に太陽光パネルを載せている住宅があり、歩いているとき目に入ってくると、何だか、後ろめたくなってしまうのだ。
早稲田の田辺先生も「屋根があれば、太陽光パネルを載せられると思われるかもしれないが、強度とか、防水工事とか新築、既存の建築それなりにチェックが必要だ」とも指摘されている。
今夏の猛暑、酷暑、炎暑、9月も10日過ぎてもこの暑さだから、地球温暖化を防ぐ脱炭素に協力していかなければならないとはわかっているのだが、無理もできないし・・・。
2024年09月12日
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