2024年08月23日

国策紙芝居で戦意あおる 「感想録」香川で発見

 戦後79年も語り継ぐ戦争に力を入れている読売社会部が8月5日、国策紙芝居のことを伝えていた。
 第2次世界大戦中、戦意高揚を目的に全国に普及した「国策紙芝居」について、地域での上演の状況や観衆の反応を記録した「感想録」が、香川県坂出市の博物館で見つかった。神奈川大の研究グループの調査によるもので、戦時中の軍部や政府の「プロパガンダ」への一般市民の反応がまとまった形で明らかになるのは、極めて珍しいという。
 「紙芝居感想録綴」と「教育紙芝居貸出簿」各1冊を保管していたのは、同市の鎌田共済会郷土博物館。大正期に地元の実業家が私立図書館として開設した。国策紙芝居を調査する神奈川大の研究者らが2023年、関連資料について問い合わせ、感想録などの存在と内容が判明した。

 同館に紙芝居の現物は残っておらず、戦後に処分されたとみられる。同大の調査によると、戦時中は少なくとも56種類を所蔵し、1943年1月から終戦直後の45年9月までに計約230回、1団体に3冊まで貸し出された。


 紙面の解説によれば、1938年頃から終戦にかけ、少なくとも数百種類、数十万部が印刷され、各地で販売されたとみられる。
 戦後に大半が処分され、神奈川大非文字資料研究センターなどが各地に残るものを収集している。

 貸出回数が多いのは、真珠湾攻撃で戦死した軍人の母を賛美する「軍神の母」、食料増産を訴える「お米と兵隊」などだということで、戦意高揚を目的にしていることがよく理解できるし、市民も戦意をしっかりあおられたことだろうと推察する。

 プロパガンダと洗脳といえば、自民党総裁選にいち早く立候補した若手は反日反社の旧統一教会とズブズブの関係だったことが明らかになっている。
 開成高校、東大、財務省というエリートだが、韓国の反日、反社の旧統一教会に支援されていたと知れば、売国奴ではないか。
 学歴だけ見れば、優秀だろうが、すっかり洗脳されてしまっているではないか。
 総裁になれば、旧統一教会へに解散命令など知らん顔するのではないか。

 戦時中のプロパガンダといえば、軍部や独裁者が支配していれば、どこの世界でも行われていた。
 驚くのはシベリア抑留者がスターリンのソ連から共産主義を洗脳されたことである。
 収容所で洗脳され、抑留された人たちに君臨するような形でソ連のお先棒を担いでいた人間が引き揚げ船でどうなったか。想像してもらいたい。

 戦時中は、新聞、ラジオが軍部の代理人みたいに戦意高揚のプロパガンダをやった。
 映画も軍歌もだ。
 紙芝居は映画より簡単に作れるから、時の権力者にとっては都合がよかったであろう。

 戦時中に限らず、新聞TVは今現在、権力に批判的な人を排除している。
 れいわ新選組の山本太郎代表のことを取り上げることなどほとんどない。

 経済アナリストで唯一市民の味方である森卓さんこと森永卓郎さんが日航機123便の事故のことを本に書いているが、取り上げるメディアはほとんどなく、もっぱら、YOUTUBEでとりあげられているというようにである。

 読売は社会部は頑張っているが、政治部は自民党の機関紙みたいだと理解している。

 プロパガンダは、どこでも行われているが、目を見開いでしっかり騙されないようにしないとだめだ。

 満蒙開拓団が騙されて満州に渡って酷い目に遭ったが、満蒙開拓団に反対した街のリーダーだっていたのだ。

 騙されないようにすることも重要である。
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