地域住民が利用する「生活道路」の法定速度が2026年9月から、時速60キロから30キロに引き下げられる見通しとなった。歩行者や自転車のリスクを減らす狙いがあり、生活道路で起きた交通事故の遺族らは評価する一方、より安全な交通環境の整備を願っている。と6月6日の読売(村上喬亮、狩野洋平記者)が伝えている。
現在の道路交通法施行令は、速度規制の標識などがない一般道の法定速度を時速60キロと定めている。5月30日に警察庁が示した改正案は、一般道のうち中央線や分離帯、道路中央のポールなどがない1車線の道路を時速30キロに引き下げた。
対象となるのは、主に幅員が5・5メートル未満の道路になるとみられる。全国に約122万㌖ある一般道のうち、約87万㌖全体の約7割に当たる。
警察庁が09年にまとめた報告書では、30キロまでは運転手が飛び出しなどの突発事象に対応でき、30キロを超えると歩行者らが致命傷を負う確率が急激に高まることもわかっている。
馬車の利用が進んだ欧州は「歩車分離」が進み、遅れている日本は歩行者の死亡が突出して多い。
わが家の前は、その昔、○○街道なんて呼ばれたらしいが、子どもの頃、道幅4b足らずの砂利道で、東京五輪後の1960年代後半に6bに拡幅、舗装された。
法定制限速度は40`の看板がある。今では生活道路にしか過ぎないが、歩車分離されていないので、歩いていると怖い。町会が異なる区域は資産家ばかりが道路に面しているにもかかわらず、道幅5bとさらに狭くなっているので、駅へと続くこの道を歩くのは命がけと言っても過言ではない。
この生活道路に脇道から自転車がよく飛び出す。幸い運がよかったのであろう、何とか事故に巻き込まれずに来ているが、いつか事故が起こるだろう。この道路を法定速度をオーバーして通過する車が少なくない。
ついでに書くと、毎日、夕方、30分程度散歩しているが、歩車分離の歩道を歩いていると、自転車に何回となくぶつけられそうになって危なくてかなわない。
歩道を自転車の通行を許可することを見直してもらいたい。
自転車は歩行者より強いから、歩行者のための道路である歩道で大きな顔して通行することが絶対許せない。
車の速度は生活道路だから、40`が法定速度とされている。
毎日、運転している車は軽トラで生活道路を30`で走行していると、後ろから、事実上あおられる。
幹線道路が60`は当然としても、生活道路は30`走行にして困ることなどありえない。
歩車分離されていないから、小学生の集団登校で児童が車に殺されてしまう。各地で現実に児童が殺されている。
以前から書いているが、人間の命を大事にする考えをもっと徹底していくことを社会の目標にしていきたい。
2024年06月12日
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