2024年03月29日

トイレに困っている能登地震被災地

 岸田文雄首相は25日の参院予算委員会で、れいわ新選組の山本太郎代表から夜間トイレ″sく頻度を問われた。

 山本氏は質疑の冒頭で「テレビをご覧のみなさん、夜寝てから朝起きるまでの間にトイレには行きますか。私は2回行きます。家系的に頻尿なんですね。総理はいかがでしょうか」と聞いた。岸田首相は苦笑いを浮かべつつ「私自身は行かない日がほとんどであります」と明かした。と3月25日の東京スポーツのWEBが伝えている。

 これを受けて山本氏は「うらやましい限りです」と述べた上で「毎日の生活の中で最も欠かせないのがトイレです。この問題は被災地でも起きています」と能登半島地震の被災地をめぐるトイレ事情の質問を行った。
「人々の住む集落、宅地がある地域などでは、仮設トイレはもう見かけないんですね。例えば在宅避難だったとしても、わざわざ15分歩いて避難所のトイレを借りに行く人がいる」とした上で、携帯用トイレ、災害用トイレ支援の強化を求めた。


 毎日、発信していて国会質問を取り上げた記憶はないが、流石われらの味方れいわ新選組の山本太郎代表だと感心しながらYOUTUBEで確認した、
 今、自分にとって一番の悩みはトイレである。
 だから、能登地震の被災地でも困っていることの一番はトイレだろうとすぐにピンとくるのだ。

 岸田総理は60代後半ではあるが、団塊の世代の自分より若いから、夜寝てから朝までトイレに行かなくて済むらしい。聞くところによれば、広島県人で酒が強いらしいので、晩酌をしてよく眠れるからかもしれない。

 古希を過ぎてから、夜寝てから、2〜3回トイレで目が覚めるし、腎臓の検査値が良くないので、主治医の先生から水分をたくさん摂るように指示されていることと、炎症性腸疾患クローン病と加齢で、でなければ困るものが出にくくなっているために水分をたくさん摂っていることもあってトイレが近くなってしまったのである。
 ちなみに、牛乳1パック以上にプラスして飲む水分量は毎日、2gくらいにはなるだろう。
 一番困るのは出かけるときで、汗をかかない時季はトイレの所在を確認しなければ出かけられないくらいなのだ。

 能登地方には旅行で行きたいと思っていたが、コロナ禍で4年間どこにも出かけられなくなってしまったことから、これからも行かれるかどうかわからない。
 というわけで、能登のことを調べたことがないので、詳しいことは何も知らなかったが、驚いたのは水道の復旧が遅れていることと、トイレの問題である。

 間に合わないときは裏山で済ませるというようなことを耳にしたが、55年くらい前のこと、富士五湖の一つ本栖湖に男4人でテントを持ちキャンプした時のことを思い出した。
 キャンプ場ではないが、個人の別荘らしき建物を見つけ、その近くにテントを張ったためトイレがなかった。
 水は山からの湧水を使っていた別荘の主から分けてもらったが、トイレはそれこそ湖水の反対側のがけ地の所をスコップで掘って用を足した。
 現在なら許されないことだが、半世紀も前のことだから、山の肥料になっていて、すでに時効であろう。

 誰しもが毎日、何回となく必ずお世話になる場所、トイレが使えなかったら住むことはできない。
 災害時は災害用移動式トイレ、災害用トイレトレーラーなど米国から役にも立たないトマホークを買わされるくらいなら用意できるはずだ。
 車が入れないなら、災害用携帯トイレなどもっと支援すべきだ。
 『かづゑ的』を観たことを書いたが、10歳でハンセン病を発症し、施設に入所すること80年余のかづゑさんは
「できるんよ、やろうと思えば」とやる気が大事だと教えてくれた。

 能登地震でもそうだが、県知事や県庁の役人は大臣や国の役人に何も言えない。
 山本太郎代表は、被災者に寄り添い、国会質問でこのことを取り上げ、県知事や県の職員が報告している状況より、現地の被災者は困っている実情を被災者に代わって国会で訴え質問している。
 
 れいわ新選組は国会での数が少ないので、質問時間も少ない。
 被災者に寄り添うれいわ新選組の山本太郎代表が、市民のためになる質問をする時間を増やすためにも、次の総選挙では全国の心ある有権者はれいわ新選組に投票することを考えるべきだ。  
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/190834532
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック