Vol.4福島 「フレ!フレ!日本の畜産」「畜産未来@schoolというタイトルに「福島から世界へ。酪農の新しい未来を作りたい。」という見出しで福島県立岩瀬高等学校における畜産への取り組みを3月10日の読売が広告の紙面であるが伝えている。
世界情勢などの影響による原材料費の高騰や後継者不足など危機的状況に直面する日本の畜産。そんな中、福島の畜産界を盛り上げるため、酪農を学ぶ学生と、生産者と消費者をつなぐ乳製品を届ける企業の取り組みを紹介するとのこと。
日本初の西欧式牧場として明治時代初期に開設された、福島県鏡石町のすぐ隣にある岩瀬農業高校では、乳牛の飼育や農業生産工程管理の認証制度JGAPを国内の農業高校では初となる乳用牛・生乳、肉用牛、採卵鶏・鶏卵の3部門で同時取得するなど、先進的な取り組みが注目を集めている。
東日本大震災における原発事故後、福島県の食に対する信頼が揺らいだことがあり、食品安全や家畜衛生に配慮した生産に取り組んでいる。
「私たちの世代が酪農を受け継いでいく中で、海外の風評など負のイメージが払拭されたらいい」というのは生物生産科動物科学コースで学ぶ岩谷乃愛さん。「どこよりも食の安全にこだわり国内外に発信することが福島の酪農のこれからにつながる」と新たな未来を見据えている。
「地域の酪農家と消費者をつなぐ架け橋に」という見出しで、酪王協同乳業株式会社という乳業メーカーのことも同じ紙面で紹介されている。
食品安全マネジメントシステム規格のFSSC22000などの厳格な基準のもとで製造。福島の食の安全性を広く伝える役割を担いたいと日々取り組みを進めている。
幕末から明治にかけて、戊辰戦争で明治新政府を構成した薩長軍と戦った会津。新選組のファンかつ薩長軍が嫌いな自分としては会津、福島の味方である。
だから、原発などつくらせていけなかったのだ。
2011年3月11日の東日本大震災による大津波で東京電力福島第一原発がメルトダウンを起こし、福島は甚大な被害を被った。
先祖が戦った明治新政府軍が牛耳って、その後の日本政府があるわけだから、福島は政府のやることには反対していかなければならなかった。
だから、会津戦争で討ち死にした会津藩の犠牲者が鬼哭啾啾となって原発事故にも影響を及ぼしたのではないか。
原発事故の風評被害で福島産の農作物、魚介類の売れ行きが元に戻らないのは、中国のような反日独裁国家が日本いじめ、日本たたきで輸入規制をしているからにほかならない。
反日の中国に依存するのはやめた方がいい。
さて、福島の酪農、畜産である。
酪農も畜産も生き物が相手であり、働く人達のことを考えると休みの日がなくこれほど過酷な職業では将来の担い手が心配になる。
そこで、岩瀬農業高校で学ぶ、酪農、畜産を将来担う人材が養成されるのは素晴らしいことである。
食の安全が問われるのはいつの時代であっても当然のことであるが、原発事故の風評被害を払拭するためにも生産に安全性が求められているのは仕方ないことだ。
食材として肉がないことなど考えられないし、自分のように毎日、パック牛乳1本飲んでいる立場にすれば、畜産、酪農が如何に大事な職業であるか理解できることである。
何回でも書くが、だからこそ、飼料は国産で賄わなければならないわけだ。
職業として明るい展望が開ければ、おのずと後継者がでてくる。
岩瀬農業高校の生徒たちに将来の後継者としてエールをおくりたい。
2024年03月18日
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