2024年03月13日

「性暴力なくそう」発信 国際女性デー

 女性の権利を守り、社会参加を進めるために国連は3月8日を「国際女性デー」と定めている。
 国際女性デーに性暴力の根絶などを訴える女性たちが、オンライン上などで声を上げ、企業などによる催しも開かれ、女性支援の重要性を発信した。と3月9日の読売が伝えている。

 # (ハッシュタグ)付きのメッセージを一斉に投稿するハッシュタグデモ。性暴力被害者らでつくる一般社団法人「スプリング」など8団体が「#性的同意を広めて性暴力をなくそう」のタグをつけての投稿を呼びかけた。
 改正刑法で「強制性交罪」が「不同意性交罪」に名称変更されたことを受け、性的行為の際には互いの気持ちを確認する性的同意が必要だという意識を高めようという狙いで初めて企画した。


 個人的なことであるが、権力者が威張っているのが大嫌いで、権力にものいわせて女性に性暴力をする卑劣な男が許せなかった。
 腕力で女性に性暴力をする男など論外で、二度と性行為をができないように厳罰にすべきだと主張してきた。

 語り継ぐ戦争で、戦時下での女性に対する性暴力について、幾度となく糾弾するメッセージを発信し続けてきた。
 理由は、1945年8月9日未明のソ連軍の満州、朝鮮半島、樺太などへの侵攻で、逃げ遅れた満蒙開拓団など大陸にいた日本人女性がソ連兵などから滅茶苦茶に性暴力をされ、生憎妊娠してしまった女性が引き揚げてきた博多や佐世保などで妊娠中絶手術を受けたことを知ったからである。

 自由のために毎日、書き続け、発信してきたのでこの点でも、女性の自由と尊厳を奪う性暴力が許せない。
 仮に、女性がされたことを自分が力づくで男たちにされたら、絶対許せないから、被害者の気持ちがよく理解できるのだ。

 国際女性デー大いに結構である。
 これも個人的なことになるが、働いていたとき、職場で若い女性にパソコンでの資料作りで大変お世話になった。この人たちの尽力がなければ、退職を余儀なくされたであろうことはまちがいない。
 人事異動で一緒に働いた女性たちの多くが優秀で助けてもらうことの方が多かったのも事実である。
 ただし、嫌な女性だって当然いたけれど・・・。
 無論、仕事では得手不得手があるから、適性があるというか、自分の力を発揮できる職場では輝くことができても、不得手なことは彼女たちの力を借りなければ到底できなかったにちがいない。

 家庭に目を向ければ、連れ合いは宝くじに当たったと思うほどで、体は小柄だが器の大きな人だったから、この人がいなければ自分の人生は成立しなかっただろうと思うほど感謝してもしきれないほどありがたい存在である。

 自分の周囲には偶々かもしれないが優れた女性が多かった。
 この人たちが性暴力の被害者になったらと考えただけで、性暴力をなくそうという発信を自分も続けていく。
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