2023年10月14日

次世代型路面電車 地方の足 再生へ期待

 次世代型路面電車(LRT)「宇都宮芳賀ライトレール線」とJR九州のバス高速システム「BRTひこぼしライン」がそれぞれ開業して1か月が経過した。
 人口減少に直面する地方の「足」のモデルとなり得るのか注目される。と10月2日の読売が伝えている。

 スキャナーというタイトルがついた紙面で紹介されているのは8月に開業したLRTとBRTや先行例として富山ライトレール、宇都宮芳賀ライトレール線、JR気仙沼線・大船渡線BRT、BRTひこぼしライン。

 解説によれば、LRT(ライト・レール・トランジット)は低床式車両や段差の少ない停留所などで乗り降りしやすく、温室効果排出ガスの抑制も期待される。事業費が地下鉄やモノレールに較べて安い。
 BRT(バス・ラビット・トランジット)は専用道や一般道のバスレーンを組み合わせることで、路線バスより速く、運行時間の正確さが期待できる。
 鉄道に較べ路線を柔軟に設定でき、運行本数を増やしやすい。


 語り継ぐ戦争、戦没者慰霊のための行脚で、北は北海道稚内から南は沖縄摩文仁まで慰霊碑を見つけてはお参りしてきた。
 2020年からコロナ禍で行かれなくなっているうちに、心身ともに著しく衰えてしまいこれから先どうなるかわからない。しかし、まだまだ、死ぬまで続けていきたいという気持ちだけは持っている。

 鉄道を使うとき、車窓を眺めてわが国が森林大国、樹林地が非常に多いことに気づかされたことはすでに書いている。
 街を走行する路面電車に驚かされたのは陸軍特攻隊の知覧に行ったとき、鹿児島市内でのことだった。
 繁華街天文館に行くとき、路面電車に乗ったが、電車大好き人間の一人としては、バスより数段楽しめる。

 記憶が確かなら、1973(昭和48)年の夏、青森から青函連絡船で北海道函館に渡り、この街に泊まったとき、路面電車に乗ったような気がする

 その後、被爆地ナガサキを訪れたとき、路面電車とまたしても対面となった。
 異国情緒漂うこの街には路面電車が似合う。
 
 次いで、同じく被爆地ヒロシマを訪れた時、路面電車に乗っているが、ヒロシマは2度行っているので、その都度路面電車に乗っている。

 確認していないが、空襲が遭ったことで知られる富山、さらには高知にも路面電車があるやに聞いている。
 富山はイタイイタイ病の資料館があるはずだから、コロナ禍にならなければ訪れているはずだった。

 過去路面電車があったはずの街としては、東京、大阪、京都、博多などがあり、その他の地域でも路面電車が走っているかもしれない。

 東京三多摩ではモノレールが走行するようになって久しいが、個人的な好みとして、バスは昔から苦手であったが、何故か路面電車は大好きだった。

 路面電車に近い雰囲気が漂っているのが江ノ電で、小田急線の藤沢と鎌倉間を走るときの海が眺められる車窓の風景がいい。

 温室効果ガスをたくさん排出する自動車と較べれば、明らかに路面電車などの方が脱炭素社会には似合っている。
 その路面電車とLRT・BRTの違いがもう一つ理解できていないが、鉄道切り捨ててきた社会に対し、鉄道の重要性をもっと理解し、かつ安易に廃線させないようにする必要がある。
posted by 遥か at 09:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 地域おこし
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