「就活 ON!」というタイトルで学生時代の就職活動の結果、様々な職業に就いている人々をくらし、教育の紙面で紹介する読売の4月24日は、ハチドリ電力代表の小野悠希さん。1995年生まれである。
2018年にビジネスを通じて社会課題の解決を目指す企業「ボーダレス・ジャパン」に入社。1年目にミャンマーに赴任し、小規模農家の生産性や品質向上を支援し、貧困問題の解決を目指す取り組みに携わり、帰国後、20年2月に自然エネルギー100%の電力を調達・販売する「ハチドリ電力」を設立し、同年4月にサービスを開始。21年7月からは代表を務める。22年には国のクリーンエネルギー戦略を議論する環境省の「炭素中立型経済社会変革小委員会」の専門委員に就任した。
「ハチドリ」という名前は世界最小の鳥であるハチドリが山火事を消すために、くちばしで1滴ずつ水を運んだという南米の民話にちなんで名づけた。
できることは微力かもしれないけど、小さな一滴がたくさん集まれば世界を変えられるかもしれない。という思いを込めた。
20年冬には寒波で、直近では22年2月24日のロシアによるウクライナ侵攻で、資源・燃料価格の高騰などで電力料金が上がることで、解約が増えるという覚悟もしていたが、契約者からは「価格ではなく、理念に共感している」「一緒に頑張ろう」という声を頂き、仕事の重要性ややりがいを改めて認識した。
社会の3・5%の人々が動いた市民運動は、その後急激に広がるという法則があるということなので、30年までに電力契約数で全世帯の3・5%のシェアを取ることを目標に掲げている。
就活生へのアドバイスとしては、とにかく足を動かして行動することが大切。その上でアンテナを張ることで、取り組むべき課題がみえてくるとのこと。
ミャンマーでの経験から「何のためにやるのか、誰の役に立つのか」が自分の軸になったという小野悠希さん。自然エネ普及で地球温暖化問題に真正面から取り組んでいることにまずエールをおくりたい。
ハチドリの一滴の水の話に心を揺さぶられた。
昔から、社会活動家には「一滴の水」のような考え方で頑張ってきた人が少なくない。
アフガンでイスラムのテロリストに殺害されてしまった中村哲医師がそうだった。
1人の力は小さくとも、見ていた人が動けばさらに大きな力になる。
小野悠希さんの「何のためにやるのか、誰の役に立つのか」これこそが社会を変革する世直しの原動力ではないか。
残念ながら、原発推進を目論む自民党政府は、再生可能な自然エネルギーの活用に熱心に取り組むドイツを見習う気持ちがとてもあるようには思えない。
時代は明らかに変わったということに気づいていないはずがないにもかかわらずである。
東日本大震災の津波による東京電力福島第一原発事故で再生可能な自然エネルギーの活用に力を入れなければいけないのはどこよりも日本のはずだ。
ドイツや欧州の国は、ロシアのウクライナ侵攻でロシアからの天然ガスにエネルギーを依存していた危険性にようやく目が覚めた。
そこで、とりあえず、原発に頼る国もあるだろうが、将来を見据えたドイツを筆頭に再生可能な自然エネルギーの活用に今こそ取り組むときだと気づいた人々も多いはずだ。
小野悠希さんのような若い人が自然エネ普及に人生を懸けるとまで言われれば、応援しないわけにはいかないではないか。
小野悠希さん、スタッフの皆さん、頑張って!
2023年04月26日
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