「大阪府“医療崩壊”で吉村知事は身動き取れず 西浦・京大教授の分析が示す東京との格差」というタイトルで2月13日のAERA,dotが維新の吉村行政、身を切る改革とは名ばかりで、保健所が機能しなくなっている現状を伝えている。
新型コロナウイルス、オミクロン株の急激な感染拡大で、大阪府内の新規感染者数を厚生労働省の新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理システム「HER−SYS(ハーシス)」に入力できず、大幅な遅れが生じ、数を明確に把握できていないことが大阪で大きな問題になっている。
入力の遅れは1月26日からはじまり、現在も混乱している。
大阪は1月下旬以降、診断から入力までに「9日」もかかっているケースもあるという。
「この9日間、 陽性患者は保健所からの連絡もなく自宅にいることしかできない。これでは陽性患者を放置と言われても仕方がない」(厚労省関係者)
「大阪は医師が保健所にファックスで新規感染者の報告を送信し、それを保健所のスタッフが手で打ってHER−SYSに入力するというアナログ方式が6割とのことです。東京は保健所ではなく、医師が直接、HER−SYSに登録する対応を徹底しているので遅れがあまり生じていないのだと思います」(東京都内の開業医)
維新といえば、東京町田で市長、市議選が始まり、維新の公認候補が市長選に名乗りを上げているという。
若い人だが、4年前に都議選に都民ファーストから出て、トップ当選したが、当選したら、都民ファーストから抜けて無所属という有権者からみれば裏切り者で、先般行われた都議選には出られず、市長選に維新から出るというのだから、一般的に考えるなら、無定見というかどうも信用ならない人間だとしか思えない。
大阪の行政については、れいわ新選組大石晃子衆議院議員がNHKで厳しく批判していたことが的を得ていて府民、市民のための行政が行われていないことが今回のことで証明されたようなものだ。
大阪では維新が強いかもしれないが、東京、それも市部では八王子に次いで人口が多い町田で維新の行政など嬉しくもない。
首都圏は都民ファーストくらいならまだしも、維新が大阪でやっていることを再現してほしくない。
大阪といえば、首都圏の田舎町で生まれ育った立場から、仕事で何回かお邪魔した時は別にして、個人的に大阪に旅行する前は距離があったが、語り継ぐ戦争、戦没者慰霊のための行脚で訪れるうちに、親しくさせていただくようになった人々を含め温かい人が少なくないし、まず、何といっても食べ物が美味くて値段が廉価ということでだんだん好きになってきた。
というわけで、コロナ禍で大阪の感染者が東京と較べて苦しんでいるとするなら、それは維新の行政がよくないからではないかと疑義を抱いた次第である。
2022年02月14日
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