2021年11月24日

移住サポーター、移住先の調査はしっかりと

 またしても歯の具合がよくなくて恐怖の歯医者通いが先週から始まった。
 今日から、本格的な治療が始まると予告されたが、実は恥ずかしながら、古希を過ぎて入れ歯になってしまった。
 自分の人生でもう一度やり直せるチャンスを神様が与えてくれると言ったら、入れ歯を何とかして欲しいと願っている。
 歯の手入れがよくなかったのだ。磨き方を今でも歯医者に注意されるのだ。
 たかが歯ではない。ことは歯だけにはなしにならない。

 さて、生まれてから世話になっていた歯をダメにしてしまったから、入れ歯ということで、頭に浮かぶのが普段から関心が高い移住、田舎暮らしについて書いておきたい。

 「取材帳 田舎で新生活5」編集委員 阿部文彦と署名入りで「ふるさと回帰支援センター 私たち 移住サポーター」という見出しで、移住者への支援をしているサポーター3人が11月9日の読売夕刊で紹介されていた。

 さらに、同じ読売の11月16日の夕刊では山梨県北杜市が「人気移住地 産廃の悪臭」「業者が放置 撤去苦慮」というとんでもないことが起きていることを伝えている。

 興味を惹かれたのは3人の移住サポーターのうち、「青森にはまった東京人」という見出しで紹介されていた澤千絵さん(29)で、首都大学東京(現都立大)3年生の時、ゼミの教官が以前、弘前大学にいた縁で、仲間と青森で合宿したことと太宰治のファンだったことから、すっかり青森の魅力にはまったというわけ。

 「住んでいる人々の関係性が深くて親密。自分の暮らしがどのように成り立っているのかが実感できる。 
地方暮らしの佳さを感じた。」と青森にシンパシーが芽生えた。
 結果、移住に関わる仕事としてセンターの職員採用試験に臨み、青森のために役立ちたいと。


 「津軽海峡冬景色」という歌が流行ったことがある。
 上野発の夜行列車で訪ねた青森。
 四季それぞれの佳さがあるが、春は弘前の櫻、雪解けの十和田。
 夏は青森のねぶたと弘前のねぷた。五所川原にも。
 秋は弘前のもみじ祭り。十和田、八甲田も紅葉が。
 冬は浅虫の湯につかり、善知鳥神社への初詣。映画にもなった八甲田の雪景色。

 ということで、青森のねぶたで跳人として参加し、仮装行列に参加したりという事で自分も大いに親近感を抱いている。
 澤さんが見抜いたように関係性が深くて親密で、男女関係が緩いというか、極めて寛容だとみているので人間はいい人が多いような気がする。
だから、雪を除けば、住みやすいところではないか。
 
 男女関係が緩いことは、かつて、大相撲とバレーボールの世界で活躍した男が重婚騒動を起こしたくらいだし、民話などでも夜ばいの話があったりする。

 一次産業くらいしか仕事がないので、移住となると、覚悟していかないと大自然の厳しさに圧倒されてしまいそうだ。

 山梨の北杜市は以前書いたことがあるが、小学校の時からの幼馴染の女性が移住しているので、産廃など捨てられては困る。
 移住先の調査をしっかりやらないと行ってから困ってしまう。
 県にはしっかりしてもらいたい。

 国策で移住となると、かつての満蒙開拓団や北朝鮮への帰還で騙された例があるが、自分の自由意思であれば、今の生活を変えるという事でも、移住は悪いことではない。

 ただし、それなりのかっくごが必要だ。
posted by 遥か at 11:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 地域おこし
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