2019年01月04日

地域発 再生エネ拡大を 

 正月三が日も箱根駅伝の応援で終わってしまった。

 3日は、若い頃、戸塚中継所手前1`の吹上に行き、その後、東京大手町の読売新聞社前のゴールに行ったり、コースが銀座通りを走るようになってからは、国際フォーラム前に行っていたが、今は、鶴見の中継所手前1`辺りの沿道に立つ。

 往路で1位だった東洋大学が5分30秒もの差をつけた青山学院に抜かれるという信じられないことが起きたが、終わってみれば、前評判通り、往路2位だった東海大学の初優勝だった。

 東洋の酒井監督はさぞ悔しかっただろうとし、予選会ダントツ一位だった大八木監督の駒沢が3強に及ばず4位で、応援していた明治大学と中央大学、そして早稲田大学は予選落ちとなった。

 酒井監督と大八木監督は原発事故のあった福島の高校出身、しかも、大八木監督は会津の出身ということで、打倒長州、会津白虎隊派の自分としては、大学のことはともかく、個人的には応援している。

 その福島で会津電力の社長、喜多方市の酒造店の9代目だという佐藤彌右衛門さんが12月20日の読売「論点」に登場し、「地域発 再生エネ育てよう」という見出しで、福島は会津地方を中心に再生エネルギーを軸にした地域づくりに取り組み5年経つとその事業の内容を伝えていた。

 「2011年の福島第一原発の事故が契機となって会津電力は設立され、これまでに計70カ所に太陽光発電所を設置してきた。発電容量は5500㌗、一般家庭で1950世帯分を賄うところまで拡大した。

 会津には太陽光、風力、水力、木質バイオマスといった自然資源が豊富にある。組織の基本理念には「エネルギー革命による地域の自立」を掲げている。

 12年に始まった固定価格買い取り制度(FIT)は、再エネ拡大に大きな役割を果たした。
 しかし、カネ儲け目的の事業者の参入で、送電線の「空おさえ」が横行したり、太陽光発電を巡る住民とのトラブルが起きた。

 使用電力をすべて再エネで賄うことを目指す企業連合「RE100」への参加企業が日本でも増えている。
 地方が再エネ100%を実現すれば、企業を誘致することも可能になる。

 再エネは地方創生の有力な手段だ。自治体や金融機関は無論のこと国も制度面でバックアップしてほしい。」と結ぶ。


 元日から、2019年も変わらず、一番大きな社会問題となるであろう格差、貧困問題を食品ロスの問題も絡めて、次いで、再生可能なエネルギーの問題を取り上げておく。

 2018年2月だったか、映画『おだやかな革命』を観たとき、再生エネで町おこしというか、地方創生に取り組んでいる人たちのことを知った。

 映画では、会津電力のことも当然取り上げていたから、佐藤彌右衛門さんのことは実は知っていた。

 面識があるわけではないが、喜多方の酒造店の9代目というから、所謂地方の名士で、こういう人物が動かなければ地方の創生など難しい。

 戊辰戦争以降、長州出身の政治家が大嫌いで、滅ぼされた会津派の自分としては、福島第一原発がつくられたのは長州の陰謀か?というと、その根拠は何だと叱られそうだが、原発事故でフクシマに住めなくなる人が多数でたことに怒り心頭である。

 でも、会津電力を立ち上げた佐藤彌右衛門さんたちのおかげで、その福島から再生可能エネルギーを軸にした地域づくりが生まれているというので嬉しくてならない。

 福島第一の原発事故を教訓にせず、原発の再稼働を容認するという目先のことしか考えないおろかな首長がいたりするから嫌になってしまうが、原発の時代は完全に終わったのだから、再生可能なエネルギーを軸に地域づくりをしていくことで、廃れる一方だった日本の田舎は間違いなく復活するはずだ。

 東日本大震災、東京電力福島第一原発事故の惨禍から未来への復興に関する事業を行うことを目的として、福島県民主体の自然エネルギー事業、復興関連事業を支援するとともに、原発に頼らない福島を目指し、一般財団法人ふくしま自然エネルギー基金が設置されている福島。

 知人の尺八家は自分のコンサートの収益をこの基金に寄付していると耳にする。

 心ある人は、再生可能な自然エネルギ―を軸にした街づくりに取り組む福島を応援する。
 頑張れ、福島! 
posted by 遥か at 09:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 環境問題・公害問題
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