2018年12月29日

「日本美を守り伝える『紡ぐプロジェクト』

 日本美を守り伝える『紡ぐプロジェクト』−皇室の至宝・国宝プロジェクトーが始まることになったと11月30日の読売が伝えている。
 
 文化庁のHPによれば、「文化庁,宮内庁及び株式会社読売新聞グループ本社は、日本美を守り伝える「紡ぐプロジェクト」を共同で進めることに合意した。

 国宝・重要文化財及び宮内庁三の丸尚蔵館に収蔵される皇室ゆかりの優品の特別展を開催。 
 特別展などプロジェクトの収益を活かした文化財修理から美術品を紹介する多言語ポータルサイトの開設運営までを一体的に行う国内初の取組で、平成と次の時代を紡ぐ。」

 
 年の瀬に行く年を振り返ってみて、日本の文化財保護という面で、たいへん、佳いニュースが流れたことを書いておきたい。

 国宝、文化財などを展示した収益を、修理に回す、「保存・修理・公開」を一体にするのに、読売が協力するというものである。

 読売新聞を生まれる前から購読してきたが、朝日、毎日、読売、産経、東京の中でも、産経と並んで保守的とされ、政治部の記事はまるで安倍自公内閣の機関紙のようで、政権を批判する立場であるはずのジャーナリズムの世界からみれば、情けないダメ新聞である。

 内閣の番頭に命じられ、政権に批判的な前川文科省事務次官のことを公安が後をつけまわし調べあげたが、法律に反することなどしていないにもかかわらず、番頭の言うがままにネガテイヴな記事として、個人を貶める記事を掲載して、大いに市民から批判を招いたのも2018年のメデイアの世界で一番のニュースであり、読者を失望させた責任は重大だ。

 語り継ぐ戦争で、戦時中、読売が軍の宣伝機関に成り下がり、イケイケで市民を煽った反省もない。

 しかし、社会部などは相変わらず、優れた連載などを掲載しており、批判は批判として、佳いこともしているその例として、文化財の修理、保存する費用を公開した時の入場料で賄う、その事業に読売が一役買うというのは大いに結構なことである。

 文化財は宝である。
 
 森友に国有財産を不当な価格で払い下げした財務省の役人は売国奴と言われてんも仕方ないと思うが、文化財も国の財産であり、不当に払下げされてはいけないし、大事に保存していく必要がある。
 こちらは長い歴史の中で、傷むものだから、修理が欠かせず、その費用の負担をどうするか誰でもわかることで、鑑賞する人が負担の一助を担うというのは理解できることで、文化庁の考えに賛同する。

 文化財は長い年月を経て、今日に至るということを考えたとき、市民も協力して、次世代に伝えていかなければならない。

 まあ、語り継ぐ戦争と同じで、今の世代の責務である。
posted by 遥か at 08:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 伝統芸能、伝統工芸
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