2017年も年の瀬を迎え、行く年を振りかえってしまうということで、昨日は、犯罪被害者支援の立場から人間が鬼畜になってしまったのかと思わせる事件のことを取り上げた。
語り継ぐ戦争をメインに、犯罪被害者支援を訴えてもいる一方で、日本大好き人間の一人として、農業や林業の振興、さらには、日本の文化、伝統工芸、伝統芸能などの伝承と更なる飛躍を願って書いてきたから、本日は、伝統工芸のことを書いておく。
日本の手仕事が生む工芸品が海外で注目を集めている。と12月25日の読売がクールの紙面で「POPstylecool IloveJpn」と題し、「伝統工芸品 世界へ飛躍」という見出しで伝えている。
伝統を守りながら海外進出に成功した例がある一方、輸出や販路開拓には課題も多い。
今秋には金沢市で、国際化や観光との関わりをテーマにした国際会議も開かれ、新たな工芸のあり方を模索する様子を知らせてくれた。
1902(明治35)年創業の南部鉄器製造の大手、岩鋳(盛岡市)の急須は欧米で人気を集め、「イワチュー」は南部鉄器の代名詞となっているという。
輸出に力を入れるようになったのは平成になってからのことだそうで、フランスの紅茶専門店から、急須にフランス人の好む色をつけてくれないかと依頼があり、職人や塗料メーカーと相談し、試行錯誤の上、ついに樹脂でパステルカラーの着色に成功、安全面でも欧州の厳しい製品検査をクリア。フランスから欧州、米国へと人気が広まった。
さらに、2010年の上海国際博覧会では、中国茶に合うと鉄瓶に注目が集まり、中国輸出が急増し、中国人観客が工房に押しかけるようになっている。
成功例がある一方で、工芸品の海外進出には課題も少なくない。
国もクールジャパン戦略で市場開拓を推進するが、物質規制の障壁など越えなければならない課題もある。
石川県内では今秋、工芸の祭典「21世紀鷹峯フォーラムが開かれた。2年前に京都、昨2016年は東京で開催してきたフォーラムの最終回で、工芸を内外で広め、次世代につなげていく方策を探った。
伝統芸能の一つである邦楽の仲間に入れてもらい、毎月、レッスンを受け、慰霊のための行脚で役立たせてもらっている。
家元制度など、いい面がある反面、よくない面もあるから、自分は、そういうしがらみとは全く離れて楽しんできた。
芸能も工芸も根底にあるものはそう大きく変わらないと思っている。
共通しているのは、需要と供給ということで、需要は多い方がいいに決まっているが、だからといって、座して待っていて、需要が増えることはない。
やはり、工芸品でみれば、販路の開拓が一番大きな問題で、後継者の育成という課題もあるが、需要が伸びれば、必然的に後継者だって増えるようになっていく。
南部鉄器を例にすれば、フランスの人は流石に目が高い。触発されたのかして、欧州、米国の人も南部鉄器のよさがわかっている点で、日本人の方が学ばなければならないだろう。
わが家を例にするなら、わが家のやかんはブリキというか、ふつうのやかんで、南部鉄器ではない。
南部鉄器の鉄瓶を使いたい気持ちがないわけではないが、重たいイメージがあって、敬遠してきた。
鉄瓶は、茶道の必需品であり、囲炉裏に一番似合うことはまちがいないが、石油ストーブの上に置くことを検討してみたい。
これからは、自分も需要喚起に協力していかないといけないかなと反省もしてみた。
2017年12月28日
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