1945年7月18日、神奈川県の横須賀軍港に停泊する軍艦を標的にした米軍による横須賀空襲、空爆があった。
14歳で学徒動員された高橋冨美さん(95)(福島県いわき市)は、米軍機の爆撃から逃げ惑い、連合艦隊の象徴とされた軍艦「長門」の無残な姿も目撃した。と戦後80年、昭和百年で戦争を語り継ぐ読売(森太編集委員)が7月12日の夕刊で伝えている。
磐城高等女学校(現福島県立磐城桜ケ丘高校)の3年生282人は44年11月、学徒勤労動員で横須賀海軍工廠に動員された。
岸壁のドッグの真上にあった小屋で働いていた。弁当を食べ終え、午後の作業中に空襲警報が鳴り、地下に避難した時、作業場の近くに爆弾が落ちた。「山の防空壕へ行け」という命令で走り出したとき、人間魚雷「回天」の搭乗員が表れ、背負ってくれた。
夕刻、長門は艦橋などに爆弾が命中。大きく損傷し傾いていた。乗組員を含め、この空襲で40人以上が犠牲になったとされる。
今回取材に応じたのは、戦争を証言する人が少なくなる中で、「伝える責任がある」と子どもたちに言われたからだ。
横須賀といえば、その昔、柏木田遊郭と安浦銘酒屋街があった街として知られる。
花街は軍港、軍都にはつきものである。
柏木田遊郭は作家山口瞳の『血族』の舞台になったことで知っている向きもあるかもしれない。
参議院議員選挙も終盤戦に入っている。
横須賀といえば、昔軍港で戦後はどぶ板通りを米兵が闊歩している街として知られる。
米国の植民地のような戦後の日本の状況から脱しようとするれいわ新選組の元外務省職員三好りょうさんが横須賀市も含む神奈川選挙区から立候補している。
東京の空の制空権を米軍が支配しているのは独立国家としてはおかしなことで、これではまるで植民地であり、真の独立国家たるべく米国と日米安保、日米地位協定、日米合同委員会における不平等を改めようと訴えている。
れいわ新選組には戦争に反対していることで知られる毒蝮三太夫こと伊勢崎賢治さんがいて、台湾をめぐる米中の争いで、日本の自衛隊が米軍に代わって派兵させられないこと。ために。米軍の戦争に巻き込まれてはならない。と訴えている平和を愛する人が比例で立候補している。
語り継ぐ戦争で、学習を進めるうちに明らかに反米になったのは、日米安保条約で米軍が日本を守ると、政府自民党が騙していたことがわかったからである。
米国はご都合主義の人種差別の国で、自分のような反米主義の考えを持つ、日本人が自分たちに逆らわないようにするためと、対中、対露、対北朝鮮のために米軍基地を多数日本においているだけである。
ロシアのウクライナ侵攻、侵略で米軍が日本を守らないことが証明されているではないか。
参議院議員選挙では神奈川県民はれいわ新選組の三好りょうさんの訴えに真剣に耳を傾けてもらいたい。
横須賀、厚木、座間そして相模原と米軍基地を抱えている神奈川県民なら、厚木基地の米軍機の騒音がどれほど酷かったか覚えているはずだ。岩国に移転したから問題解決とはならない。
横須賀軍港が空襲空爆され、軍都広島が原爆を投下されたからには米軍基地は標的になる可能性が高い。
米国は同盟国ではないことがトランプ関税で証明された。