秋葉原や有楽町などの繁華街を抱える東京都千代田区でネズミに関する苦情が急増し、区は来年度、ネズミの餌とならないよう、可燃ごみを出す際のルールを厳格化する方針を固めた。関連条例を改正し、家庭ごみか事業系ごみかを問わず、蓋付きの容器に入れることなどを定める方向だ。区によると、ネズミ対策を目的としたごみ出しに関する条例は異例だ。と12月26日の読売(石坂麻子記者)が夕刊で伝えている。
ネズミに関するトラブルは全国的に増えている。駆除業者などでつくる日本ペストコントロール協会(東京都)によると、害虫・害獣の相談窓口に全国から寄せられたネズミの相談件数は、2014年度は4525件だったが、23年度は9948件と、10年で2倍以上となった。
同協会の谷川力理事によると、特に繁華街のドブネズミが増加しているという。
子どもの頃、わが家ではネズミの天敵である猫を飼っていたからか、庭に同じく天敵の青大将がいたこともあったからか、ネズミで困った記憶はなかった。
猫から番犬として柴犬を飼うようになったからか、近年はネズミが物置にいるようで、駆除するための粘着シートを置いているが、一度も捕まえることができていない。
ネズミといえば、畑にも野ネズミというのかクマネズミというのか大きなネズミがいるのを目撃したことがあり、駆除するための粘着シートを置いたら、ムクドリとスズメが犠牲になり、後味が悪いので現在はおいていない。
鳥に詳しいわけではないので、ムクドリだろうと思うが確証はない。
わが家ではネズミの餌になるものは屋外には置いていないが、畑では、ほぼ毎日、所謂生ごみを埋めているので、ネズミに掘り返されにように注意している。
畑の作物では、ネズミの好物はサツマイモではないか。収穫前に土の中でかじられてしまう数があまりにも多い。質が悪いのは次から次とかじってしまうからで、かじられたサツマイモはバッチくて捨てるしかない。
対策としては、ネズミ捕り用の粘着シートが考えられるが、ネズミは頭がよくて捕まらなくて、スズメなどが掛かってしまうので設置しづらい。
都会のネズミ、ドブネズミを退治するのは至難の業で、まず、第一歩として、餌になる所謂生ごみの出し方を注意するのは当然のことである。
さらに、ネズミの通り道に粘着シートを置き、一匹でも多く捕まえることである。
兵糧攻めが一番効果があるはずで、本気で取り組まない限りネズミとの戦いに勝てない。