沖縄で16歳の少女が空軍兵士に拉致され、性暴力を受けたことを日本の外務省と米当局が隠蔽し、県議選が終わってから発表するという姑息な反日行動をしたばかりだというのに、今度は海兵隊の兵士による性暴力事件が起きていたことが明らかになった。アメリカ軍の兵士による性暴力事件が相次いで発覚したことから、性暴力の根絶を訴えようと、28日夜、およそ100人が沖縄の嘉手納基地のゲート前に集まり、性暴力根絶を願うフラワーデモで抗議の声を上げた。と6月29日のNHKが伝えている。
本土復帰から50年を前にしても、米兵による性的暴行事件は後を絶たない。県警によると、本土復帰の1972年から2020年までに、米軍人・軍属とその家族の検挙数は6068件となっている。殺人、強盗、放火、強制性交等の凶悪事件は582件で、そのうち強制性交等罪は132件発生している。
1993年5月には、本島中部で陸軍三等軍曹が女性に暴行した後、基地内から脱走し、米本国に逃亡した。
95年9月には、本島北部で米兵3人が小学生女児を暴行する事件が発生した。米側は身柄引き渡しを拒否し、日米地位協定の見直しを求める声が強まった。また県民の反基地感情が爆発し、日米両政府は96年にSACO合意を発表した。
2001年6月には本島中部で嘉手納基地所属の軍曹が女性を暴行した。身柄引き渡しに4日かかり、県内では批判が高まった。米軍関係者の起訴前の身柄引き渡しが県内で実現したのはこの時が初めてとなった。
16年3月には海軍兵が観光客女性への準強姦容疑で逮捕され、21年4月には本島中部の路上で空軍軍属が女性に強制性交等未遂を起こしている。と2022年4月21日の琉球新報が伝えている。
1982年8月、本島北部で海兵隊員が女性を性的暴行し、殺害
1993年5月、本島中部で陸軍軍曹が女性に性的暴行し、米国に逃亡
1995年9月、本島北部で米軍兵士と軍属3人が小学生の女児に性的暴行
2001年6月、本島中部嘉手納基地の軍曹が女性に性的暴行
2003年5月、本島中部で海兵隊上等兵が女性に性的暴行
2005年7月、本島中部で嘉手納基地の軍曹が女児にわいせつ
2012年8月、那覇市で海兵隊伍長が女性にわいせつ致傷
2012年10月、本島中部で海軍兵士が帰宅途中の女性に性的暴行
2016年3月、観光客の女性に対する準強姦容疑で海軍1等兵逮捕
2016年4月、本島中部で元海兵隊の軍属が女性に性的暴行し、殺害
2021年4月、本島中部で空軍軍属が路上で強制性交等未遂
2021年10月、本島南部で海兵隊員が強制性交等致傷
1972年5月、本土復帰してから米兵と軍属による女性に対する性的暴力と殺人事件について、琉球新報に掲載されていただけで、これほど多数の事件が起きている。
1972年から1982年まで米軍兵士による性的暴行事件がなかったはずがないので、実際はもっとはるかに多いだろう。
本土復帰前は、米軍統治下だから、どれ程多くの性暴力、殺人事件が起きているか不明である。
さらには、被害者が泣き寝入りしている事件は発覚した件数を上回っているのではないか。
米国は人種差別の国、米国人は人種差別するから、日本人をジャップと蔑称で呼ぶ。
沖縄戦で敗れたから、沖縄県民は武器を持っている米兵に逆らえないことは理解できる。
米軍統治下は、占領軍ということになるから、どこの国でも、占領軍兵士による性暴力はつきものである。
しかし、本土復帰してからは、一応、独立国家日本に帰属することになるのだから、兵士が性暴力、殺人事件で米国に逃亡することは許されない。
日米安保、日米地位協定なんてちゃんちゃんらおかしい。
シュプレヒコール!
ヤンキーゴーホーム!
自民党と保守派、右翼と称されている勢力は、これでも、親米だというのか。
だとするなら、売国奴ではないか。
沖縄の女性たちを米兵からの性暴力から守ってやれなくて、何が愛国だ。
語り継ぐ戦争で、沖縄戦のことを勉強させてもらった。
未だに、300柱以上の遺骨が収集されていない沖縄戦。
その沖縄で、遺骨が含まれている土砂で、辺野古の新基地を建設する埋め立てに使うことに絶対反対である。
戦没者を冒とくする自民党政府、同じようなものである立憲民主党などには天罰が下ることを祈るばかりである。