「『何様だよ』吉村知事 大阪万博“玉川徹は出禁”発言で『万博の私物化』と大炎上」というタイトルで「女性自身」が4月1日WEBで批判が殺到していると伝えている。
2025年に開催される「大阪・関西万博」のシンボルとして建設中の“木造リング”を巡り、大阪府の吉村洋文知事(48)が、リングに批判的なコメントをしているとして元テレビ朝日社員の玉川徹氏(61)を“出禁”にすると発言し、批判が殺到している。
問題の発言は、3月23日に大阪府茨木市で開催された「維新タウンミーティング」でのもの。建設費が約350億円もかかることから批判も多い“木造リング”への批判に対してのもの。
「米山議員『玉川は万博出禁』発言の大阪・吉村知事に撤回と謝罪を要求 “冗談”でない『言論封殺』と危惧」というタイトルでWEBのよろずニュースで立憲民主党米山隆一衆議院議員が維新の独裁体制を危惧し、言論弾圧を許さないということで発言の撤回と謝罪を要求していることを伝えている。
毎日、発信しているのは「自由のため」である。
当然、日本国憲法に保障されている表現の自由、言論の自由は、まず、譲れない。
その自由を弾圧する勢力が政治の世界では維新ではないかと見ていた。
自分のカネでやっているわけでもない万博に対し、玉川徹さんに批判されたからと言って、偉そうに出入り禁止だと発言し、知事ではなく政治家として発言したから問題ないと言っているらしい。
自民党で差別発言のジャブを繰り出し、世間をお騒がせしている女の議員ももともと維新だった。
自らは政治資金の会計責任者に父親から名義借りし、安部派の裏金脱税事件にも関与し、きちんとしたことをやっていないと「一月万冊」で厳しく糾弾されていたくせにである。
結党時の橋下さんはされに独裁色が強くて、れいわ新選組の大石晃子さんに批判されると「名誉毀損」だと裁判に訴えて、敗れている。
自由民主党というくらいだから、自民党には自由が大事だという勢力がいる一方で、保守派というのか、統制があるのは当たり前だという勢力もいる。
批判したからと言って、維新の知事みたいなことは言わない人がほとんどだ。
コロナ禍で自粛警察なる言葉を耳にしたことがあるが、他者に寛容でない社会ほど住みにくいものはない。
語り継ぐ戦争だから、敗戦から79年の2024年になると、どんどん所謂右傾化というか、戦争への道を進んでいるようにしか思えない。
考えてみれば、戦前、戦中の不自由な生活は、表現の自由、言論の自由を弾圧されたからではないか。
住みよい世の中は、寛容な社会にこそ生まれるものだ。
寛恕という言葉もある、宥恕という言葉もある。
自由を弾圧する勢力が伸長しないようにしないとだめだ。
れいわ新選組の山本太郎代表は街頭などでの集会、演説で、自分を批判する人にマイクを渡し、言論の自由を守るかのように発言する機会を与えている。
維新とれいわは全く異なる勢力だ。
自由が守られるれいわ新選組を自分が応援する所以である。